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ぐるなび 杉原章郎 代表取締役へのインタビュー
2018年7月にぐるなびは楽天と資本提携しています。
そういった経緯もあって、元楽天の常務取締役の杉原氏が「ぐるなび」の社長に就任しています。
杉原氏はインタビューの中で、苦戦が続いている「ぐるなび」について聞かれると・・・
他のグルメサイトと比べて独自の優位性がないことによって成長が鈍っていると分析としています。
今後については、楽天と提携しているメリットを活かし、楽天経済圏にいるユーザーの取り込みを行うこと。
ネット経由での店への送客だけでなく、①採用育成、②予約売上管理、③決済手段、④コンサルサポートなどの多様なサービスを提供していくとしています。
新しいテクノロジーの紹介
ロボット
イトーヨーカドーのポッポで導入しているたこ焼きロボットを紹介
セルフ注文決済
参考 SelfU(セルフ)SelfU(セルフ)リアルタイム空席情報
エビソルの予約管理の全自動化への取り組み
参考 予約システムを活用したO2O集客支援|株式会社エビソル|オートメーションレストランの紹介
Beeat Sushi Burito Tokyo
注文・決済だけでなく受け渡しについてもセルフ化
beeatの店舗内はオンラインでのオーダー+キャッシュレスの為レジスターや注文を受ける店員はおりません。受渡しはサービングボックス内の商品を受け取るだけですので非常にスムーズです。



飲食店の労務管理 連載記事
会計時のレジで発生する過不足について、スタッフに補填させることは違法なのでしょうか?
契約上明記できません。補填を強要することは違法です。
【労働基準法 賠償予定の禁止】
あらかじめ契約時にレジの過不足を補填する項目を盛り込むことはできません。
【刑法】
補填を命じた場合は強要罪になる可能性があること。
【労働基準法の全額支払いの原則に違反】
給料からの天引きはNG
記事:やす さやかさん こんくり(株)代表取締役
責任感を持たせたいなどの意図からスタッフに補填させている店はあると思います。
違法のリスクだけでなく、スタッフのモチベーションや口コミの観点からも、補填させるのは問題があると思います。
厳重に注意していくことで改善していくのがいいのではないでしょうか。
また、故意の誤差(横領)の場合は損害賠償の請求が可能です。
悪質な場合、真相究明を徹底するのは問題ありません。




実力店長の紹介 連載記事
モーモーパラダイス新宿東口店 松本貴大総括支配人
松本氏は売上伸長率や営業利益率ナンバーワンなど、社内で数々の表彰を受ける実力マネージャーです。
好調の要因は?
「インバウンド集客」「楽しい店づくりで顧客満足アップ」「従業員満足度アップ」
顧客が楽しいと感じる店は、そこで働いている従業員も楽しく仕事をしている状態でなければならない。
「人は楽しく働いているときが一番成長する」
スタッフに楽しく働いてもらうためには、仕事をしっかり覚えてもらう仕組みが必要です。
①名前を呼んであいさつする
②自分の方から積極的に話しかける
③日々のコミュニケーションの量を増やす
ピークタイムで気をつけて見ている部分は?
・お客さまから「すみません」と呼ばせない営業ができているか
・スタッフがお客さまに集中できているか
・肉の状態、料理の盛り付け、ビュッフェの状態
・入口周辺の状況には特に注意を払っている
記事インタビュー: たなかしろう氏
参考 wondertable | 会社概要ワンダーテーブルHP外国人からみた日本の飲食店の印象
今回はポーランド人のリベットさんへのインタビュー記事です。
外国人を集客するためのポイントとして、以下の2つをあげています。
- 看板とメニューの英語表記
- グーグルマップ上で店名が英語表記されるように設定が必要
↓ グーグルマップの英語表記の説明記事はこちらから
記事インタビュー:内木美樹氏
まとめ
今回は雑誌「飲食店経営」の2020年3月号の中の記事をいくつか紹介させていただきました。
テクノロジーについては、先頭から半歩遅れて導入を検討するくらいのスタンスがいいのではないかと思います。
逆に言えば先頭が見える状態を保つことが大切です。



