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居酒屋チェーンを展開するテンアライドの第3四半期決算の結果を振り返ります。
テンアライド
・居酒屋「テング酒場」「旬鮮酒場天狗」、和食レストラン「天狗」を展開・設立50周年キャンペーンを実施中
・第3四半期の決算発表は2019年2月10日に実施されています。
・本決算は2020年3月です。
テンアライド 総合評価 14.0点
決算分析【減収減益】
減収:売上高は11,383百万円で前年比▲119百万円(▲1.0%)
減益:純利益は▲7百万円で前年比▲193百万円(▲–%)
成長性:売上高前年比99.0%で4.8点の評価、営業利益伸長率は大きく減額し▲4.5点の評価
利益面:営業利益率は+0.6%で1.2点の評価
資産面:流動比率は137.6%で4.0点、自己資本比率は57.7%で5.5点の評価としました。
総合評価
・総合評価は14点と低調な結果となりました。
・前期に続き特損の計上と期末予想のマイナス修正を行っています。
・業績がズルズル下降しており、マーケットインの視点を強めないと回復は難しいと判断します。
損益計算書(P/L)
損益計算書データ
・売上原価率は27.2%、昨年の26.8%から+0.4%上昇
・販管比率は72.2%、こちらは昨年から変わらず
・営業利益率は0.6%、昨年より▲0.4%悪化
・営業利益ベースで損益分岐点ギリギリまできています。
期末予測
期末の業績予想(下方修正後)に対しての着地見込み
・売上高:99.9%
・営業利益:77.9%
・経常利益:85.0%
・当期純利益:—-%
*期末予測値は第3Qまでの実績値に3/4かけ算したものを、業績予想と比較して求めています。
月次売上推移
貸借対照表(B/S)
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下方修正
11月8日 業績予想の修正を発表(単位:百万円)
・売上高 15,280⇒15,196 ▲0.5%
・営業利益 229⇒113 ▲50.7%
・経常利益 244⇒127 ▲48.0%
・当期純利益 45⇒ ▲30 —-
*赤字による利益剰余金の削れが拡がっています。
商品の一部紹介
キャッシュフロー計算書
店舗展開
第3Q末時点で117店舗(前期末から▲2店舗)
旬鮮酒場天狗・・・20店舗
和食れすとらん天狗・・・34店舗
テング酒場・・・63店舗
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