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*この記事は2020年1月に更新しています。
最近・・・
「売上が今ひとつなんだよな」
「ベテラン勢の小言がふえているような気がする」
「人によって仕事への取り組みにだいぶ温度差があるよな」
って思うことはありませんか?
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「そうかも・・・」
と、考えたあなたの店は黄色信号から赤信号に変わる一歩手前の状態です。
すぐにでも『店舗ミーティング』を行うことをおススメします!
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店舗ミーティングの準備
日程と参加メンバーを決める
告知は早めに、最低でも10日前には伝えておきましょう。
ミーティングは、アイドル帯などの閑散時間を使って月に一度くらいのペースで定期的に実施するといいでしょう。
ずるずると悪い雰囲気のまま店舗運営を続けていても、スタッフもお客さまも笑顔になれません。
テーマを決める
ミーティングのテーマはある程度絞っておいて、話が広がりすぎないようにした方がいいです。
あまり欲張ってしまうと話の広がりはあっても、内容そのものに深さが出ません。
前もって根回しが必要な人がいたら、相談みたいな形で話をしておくといいでしょう。
店舗ミーティングを行う
ミーティングを行うと、いわゆる声の大きい人の話す時間が長くなって発言のかたよりが生じます。
参加者全員が発言するように話をふってみましょう。
話しているうちにテーマから大きくそれてしまったり、グチや不満のぶつけ合いに終わることのないような注意も必要です。
ミーティングは長時間やっても集中力を欠いてしまうので効果が薄くなります。
1時間以内の短めの時間で設定して、中身を濃くすることを心がけましょう。
日程を決めて、人を集める調整をして、事前準備をして・・・
と考えてしまうと、めんどくさいなという気持ちが出てくるかもしれません。
でも、今あなたの店が悪い流れの中にいるんですよね?
あなたが今までと違う行動をしない限り、お店は長い下り坂をずるずると下っていくことになりますよ・・・。
組織としての力を最大限に引き出す
大切なのはみんなが立ち止まって、冷静に今の自分たちの状況を見ることです。
そこが店舗改善のスタート地点になります。
店舗ミーティングを行うことで、お互いが一緒に働いているという意識が強まります。
最初はわずかかも知れませんが、店の空気が変わってきます。
店舗ミーティングの利点
ミーティングに参加してもらうことで、目標ややるべきことへの同意をしてもらいます。
そのことで、行動しないことから逃げられない宣言効果が生まれます。
みながいったん立ち止まって、足元の問題をしっかり見つめることが出来ます。
お互いの意思の共有ができ、店としてのまとまりが生まれてきます。
ミーティングを行っていくことで店舗が目指す姿や目標が共有されます。
お互いの理解が進むことで、組織としての力を引き出せるようになります。
ミーティングの後は行動する
ミーティングをすることがゴールではありません。
店舗の目標を達成するための手段です。
ミーティングの後は、行動することで未来の結果を変えていくことが大切です。
行動を積み重ねていくことで、あなたやスタッフの意識面で変化が生まれ店の雰囲気が変わっていきます。
それは必ずお客様にも伝わっていきます。
まとめ
店舗ミーティングの段取りをまとめてみます。
・店舗ミーティングを実施する決意をする。
・事前にゴールやテーマを決めておき、遅くとも10日前には告知しておく。
・ミーティングは1時間以内で実施。
・参加者全員に発言させるなど活発な意見がでるようする。
・ミーティングを行ったら、必ず行動することを決める。
・決まったことについて参加者から同意をもらう。
・店舗ミーティングは1回やっただけで終わらせるのでなく定期的に行っていく
それは気にする必要はありません。
繰り返し行っていくことで、あなたのスキルも上がりますし、スタッフの意識も高まっていきますから。