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今回はファーストフード界の雄「日本マクドナルドホールディングス」の第3Qの決算についての数値をまとめていきます。
日本マクドナルドホールディングス株式会社
HP http://www.mcd-holdings.co.jp/
日本マクドナルドホールディングス 第3Q業績
早速、日本マクドナルドホールディングスの業績を振り返ってみましょう。
2018年12月期 第3Q決算 単位:百万円 %
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | |||||
17.1-9 | 187,106 | 15,085 | 15,761 | 15,431 | ||||
18.1-9 | 202,707 | +8.3 | 21,776 | +44.3 | 22,498 | +42.7 | 20,548 | +33.1 |
18.12予 | 270,000 | 23,500 | 24,000 | 21,000 |
成績評価 増収増益
12月期の予想に関しては、11月8日時点で上方修正を行っています。
売上高は202,707百万円と前年同期比で+8.3%の増収となっています。既存店についても+7.6%(客数+3.3%、客単価+4.2%)と好調に推移しています。ちなみにマクドナルドの既存店売上高は12四半期連続で前年比プラスとなっています。みんなマクドナルドが大好きなようです。
営業利益は21,776百万円と前年同期比で+44.4%で+6,690百万円と大きく増収になっています。これは強い。改装しまくっててコスト増えてるはずなのに。営業利益率でみても、前年の8.0%から10.7%と利益体質が大きく改善されています。
下の表は社員1名あたりで算出したものです。単位は同じく百万円
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | |||||
17.1-9 | 81.8 | 6.5 | 6.8 | 6.7 | ||||
18.1-9 | 90.6 | 10.7 | 9.7 | 49.2 | 10.6 | 55.8 | 9.1 | 35.8 |
店舗展開
店舗数 | 新規出店 | 閉店 | |
直営店舗 | 909 | 9 | -3 |
FC店舗 | 1,989 | 6 | -12 |
合計 | 2,898 | 15 | -15 |
デリバリーサービスの強化
デリバリー導入店舗は436店舗へと拡大。
「Uber Eats」との提携と「マックデリバリー」で全体の15%の店舗がデリバリー対応しています。
改装
IR情報によると2018年の第3Qまでで209店舗の改装を実施。年間では400店舗の改装を予定しています。
お客様の利便性を上げるために、既存店でのデジタルメニューボードの導入店舗は827店舗、注文と受け渡し場所を分けるデュアルポイントサービスの導入店舗は1,604店舗へと拡大しています。この辺の投資が既存店売上高が伸びている要因と判断して間違いないところでしょう。
株価推移 証券コード2702 JASDAQ
PER 31.09倍
PBR 4.50外
従業員数 2,236(連結)
平均年齢 38.5歳
平均年収 656万円
従業員数(人) | 平均年齢 | 平均年収(万円) | |
2016 | 2,239 | ー | ー |
2017 | 2,287 | 37.7 | 547 |
2018 | 2,236 | 38.5 | 656 |
平均年収がダントツに高いです。売上増が人件費を軽く吸収しているんでしょうね。平均年齢がちょっとずつ上がってるのと、従業員数が横ばいから減少気味なのが気になりますかね。
配当金と株主優待情報
【株主優待】
バーガー類、サイドメニュー、飲物、3種類の商品の無料引換券シートが6枚で1冊
100~200株 1冊(年間2冊)
300~400株 3冊(年間6冊)
500株以上 5冊(年間10冊)
【配当金】
配当金 30円見込み(変動なし)
【配当+優待利回り】
2019年の1月9日時点の株価が4,910円なので、491,000円(+手数料)でマクドナルドの株主になることができます。100株所有だと、年間で配当金3,000円(-税金)+優待は約12,000円で計算すると、約15,000円相当の戻りがある計算です。投資額に対しての利回りは3.05%です。マクドナルド大好きならばありではないでしょうか!
ちなみに人気会社の優待券は金券ショップやオクなどでも手に入りますよ。マクドナルドに行くなら金券ショップに寄ってからとかも賢い選択かもしれません。
さらに言えば、グルメカードも金券ショップとかでも手に入ります。さすがにこちらはお釣りモデル金券なんで、消費税分が少し浮く程度の割引ですがね。
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