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*この記事は2020年1月に更新されています。
いつも仕事に追われている感がありませんか?
やってもやっても目に見える成果が出てこないといった悩みはありませんか?
今回はそういった悩みを解決するための有効な手段として、逆算思考の考えかたを解説していきます。
逆算思考のやりかた
逆算思考とは、先にゴールとして目指す姿を明確にすることです。
そしてゴールから現状とのギャップを分析していきます。
いくつも問題が出てくると思います。
それを一つ一つ潰していくには何をしなければならないかを明確したうえで、改善行動を積み重ねていくというものです。
なかなか思うような成果が出ないと嘆く人にありがちなのは、行動が場当たり的になってしまっているケースが多見されます。
目指す姿が明確でないために努力そのものの方向性が定まらず、あっちでバタバタ、こっちでバタバタと・・・
自分としては頑張ってる感があるわりに結果に結びつきません。
たとえて言うと、樹海の中をさまよっているような状態みたいな・・・。
人は自分の周りの世界がどう広がっているのかすら見えないと、精神的なダメージが積み重なって病んでいきます。
未来への希望があれば人は勇気を持って生きられますが、希望を持つことが出来なければ生かされているだけの存在になってしまいます。
ゴールから逆算する
穴の中から見上げていても世界がどう広がっているのかは分かりません。
あなた自身の発想や考え方を変えていく必要があります。
見る視点と立ち位置を変えていきましょう。
先にゴールを設定することで高い位置から全体を見渡して、そこに至る道筋を明確にしていきます。
あなたは何を達成したいですか?
どこに行きたいですか?
いつまでにどうなりたいですか?
何となく歩いていたら富士山の頂上にたどり着いていたなんて話はありません。
いつまでに富士山の頂上に行くという目標を決めて、そのための計画を立て準備し、行動を継続することで目標を達成することができます。
あなたが目指すゴールの姿を紙に書いてみましょう。
未来のゴールを明確にすることで、現状とのギャップが浮き彫りになってきます。
具体的に何をしなければならないかがハッキリしてきます。
目標達成のためのベクトルが定まり、行動の一貫性が保たれていくことで目標に対して着実に前進していくことが可能になります。
行動するってのは、勝利を確認していくプロセスです。
よそ見しない あきらめない
具体的なゴールをハッキリさせることで、始めてやるべきことが明確になっていきます。
後はその階段を一つ一つ登るようにゴールに向かって進んでいけばいいだけです。
気を付けなければいけないこと
1つ目は、目標達成と結びつかない行動に時間を費やさないということです。
例えばパートの山田さんの評価面接をしようとしているときに、あまり関係のない世間話や愚痴を聞いて時間が過ぎてしまうようなケースです。
不満を聞いたり、コミュニケーションをとったってことはまったく意味がないとは言えませんが・・・
そもそも目的がなんだっけってとこに常に注意していないと脱線しまくって、進めるべきことが進まない状態に陥ってしまいます。
あなたの時間は有限です。
何かを選ぶってことは何かを捨てるってことです。
その覚悟はしっかりもってください。
2つ目は、歩みを止めてしまうことです。
特に頭のいい人ほど、先の見通しを悲観的に判断してしまって、このまま続けても意味ないのでは・・・
と諦めてしまうケースが多いと感じます。
1日1段でも1ミリずつでもいいです。
決めた目標に対してしつこく喰らいついていきましょう。
まとめ
何度か記事の中で話をした記憶がありますが、
全ての事柄には慣性の法則が成り立っているんで、今までの習慣や行動を変えるってことは至難の業です。
変わるときはツライです。
変わるためには、過去の自分を消去しないといけませんから。
でも自分の胸に問いかけてみてください。
今のままでいいのかと・・・
習慣が変わるまではツライが楽な道ばかり選ばない!