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acworksさんによる写真ACからの写真
来週から新メニューが始まるけど覚えてないし・・・
覚えるのは苦手なんだよな・・・
新しい職場で仕事を始めたけどレシピを覚えられるか不安だな・・・
そんなあなたに、料理の基本となるレシピの覚え方についてまとめてみました。
日々の仕事に自信をもって取り組めるよう、覚え方のセオリーやコツを掴んでください。
目次
レシピを覚えているって?
最初にレシピが覚えられないって状態そのものを少し整理してみましょう。
覚えてないにはいくつか段階があります。
・レシピそのものがほとんど頭に入ってないケース
・レシピは頭では覚えている(つもりだ)が、いざオーダーが入るとつくれない
・プレッシャーが無ければ作れるが、出来上がりに自信はない
レシピを覚えてるって段階を分解してみましょう
①ポジションで使う材料や食器の定位置を覚えている
②調理器具や調理設備の名称や使い方が分かる
③厨房内で使われる基本用語を理解している
④使用食器を覚えていて出来上がりの完成図をイメージできる
⑤料理で使う材料や調味料が何か覚えている
⑥正確な分量や調理工程を覚えている
⑦出来上がりの味を覚えていて再現できる
⑧盛り付けのポイントを理解している
⑨人に教えられる
⑩自分は別な作業をしながら人に教えられる
さて、あなたはどの段階でつまずいていますか?
①~③は前段階ですね。
これは固定化された静的な部分なので覚えられないって人はいないかなと思います。
逆に新人の方はこの段階のことをまず覚える必要があります。
④~⑥あたりで怪しくなって、⑦⑧あたりまでたどり着けなくて悩んでしまっている人が多いのかなって感じます。
レシピを覚えるには(意識編)
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まず意識面から言うと・・・
覚えられないっていう思い込みは捨てる
実際覚えられないはずはないのですから。
「俺はできる」「俺はできるやつ」「俺はレシピを覚えらる」・・・
セルフイメージを変えた方がいいんで、念仏のように何度も唱えてみましょう(笑)
お客様の喜んでいる顔をイメージする
自分の作った料理を食べて「美味しいね」って笑顔で幸せになっているお客様をイメージしましょう。
自分の作った料理で誰かが喜んでくれる・・・うれしいですよね!
料理作れる俺ってカッコイイじゃね・・・でもいいです(笑)
立場をかえる
ありがちなのは、俺は経験が浅いから、新人だから、バイトだから、接客中心だから・・・って気持ちが逃げてしまっていませんか。
これはだめです。
お金を稼ぐためには付加価値を提供しないと。
アウトプットする付加価値が大きければ大きいほどあなたの評価は高くなります。
教える側に回ることを意識する
教える側は繰り返し人に対して教えるので、どんどん自分も覚えていくし上達します。
それに対して、教わる側の人間は、分からなければ教えてもらえばいいやってのが無意識のうちにあるので、覚えるまでに非常に時間がかかります。
この差は天と地ほどもデカいです。
不安にかられながら仕事をするのと、自信をもって仕事をしているのでは、同じ時間を働くときにどちらが精神的に楽かは分かりますよね。
楽するために苦労しましょう!
レシピの覚え方(実践編)
あなたが天才でなければ、レシピを覚えることに一定時間を割いてください
- レシピ用のメモ帳を用意する
- 覚えてない、覚えたいメニューのレシピをメモ帳に書き移す
- レシピメモを毎日見る
- イメージトレーニングする(体を動かしながらやると効果的です)
- 失敗を恐れず1回でも多く作る
- 出来る人のやり方を見る
- 毎回、味見をして舌で覚える
- 人に教える(覚える最短の道)
覚えるのは仕事の時間内だけでってのは甘い考えです
それなりの時間をかけて覚えたってことの、見返りは必ずありますからやりましょう!
最後に
盛り付けのセンスとかは、上達するのに時間はかかりますが、
レシピを覚えるってのは、時間と労力をかければ誰にでも出来ることです。
覚えられないのは時間か労力をかけてないだけのことです。
このレシピを覚えるってのは、実は突き詰めていくと奥が深いことなんです。
レシピを覚えることによって調理スキルが上がるのは勿論ですが、その覚えるって工程を繰り返すことは、仕事をしたり、生きていくうえで、あらゆることに応用の利くスキルを身につけることだったりします。
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