大戸屋ホールディングス|決算分析 2020年3月期 本決算

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今回は「大戸屋ホールディングス」の第4四半期の決算結果を振り返ります。

前年比で減収減益となり、第4四半期の総合評価は▲7.0点と低調な数字となりました。

参考 ちゃんとごはん 大戸屋 ごはん処 OTOYA 株式会社大戸屋ホールディングス OTOTA Holdings CO ,. Ltd.

大戸屋ホールディングス 総合評価 ▲7.0

 

【減収減益】

項目 得点 実績
フリーCF(百万円) -5.0 -525
売上高伸長率 4.0 95.5%
営業利益伸長率 -10.0 -156.5%
営業利益率 -2.5 -2.6%
流動比率 2.5 114.8%
自己資本比率 4.0 36.3%
トータル -7.0
総合評価

本決算の総合評価は▲7.0点としました。

マイナス理由としては、赤字決算となったことと、短期返済が必要な流動負債が膨らんだことで、経営上のリスクが増したことをマイナス材料として判断しました。

収益性分析

↓ 売上原価率と販管比率のグラフです。

店舗での加工が主の割には、原価率(青い部分)が43.8%と高い点がネックとなっているように感じます。

その分、お客さま目線で見ればコスパがいいという評価もできますが・・・。

コロナの影響は、今後も鈍く続くことが予想されますので、原価率は40%まで落とすとこまでは取り組まないと見通しが暗くなるばかりです。

 

販管費も前年に比べて3.6%ほど上がっており、売上の伸びの鈍化や、働き方改革などの制約もあり、大きく跳ね上がってしまっています。

販管費を引き下げるのは難しいと思いますので、今までの延長線上での努力ではなく、何を残し、何を割り切るかの判断に迫られてきています。

美味しさの追求を前提に、ビジネスモデルをどう変えていくのか・・・。

MEMO
コロワイドとの連携については別記事にてコメントしていきます。

安全性分析

本決算を見る限り、安全性についてのリスクが増加しています。

資本の利益剰余金を吐き出したうえで、流動負債(短期借入)が約6億円ほど増えています。

悲観的な見方になりますが、今後は売上高が伸びずに、営業キャッシュフローが稼げない状況が続くことが予想されます。

そのことで、新たな借り入れによる金利の負担が重くなっていく悪い循環にハマる可能性が高まっています。

 

店舗展開

企業情報

㈱大戸屋ホールディングス

証券コード 2705

 

本社所在地:〒180-0006

東京都武蔵野市中町1-20-8 三井生命三鷹ビル
代表番号:0422-26-2600

 

本記事の数値データは「大戸屋ホールディングス」HP⇒IRデータを参照しています。

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外食決算情報まとめ

今後の見通し

 

大戸屋のIRでは、自社の強みを最大限に活かしていくというコメントが出ています。

ブレずにやっていくという宣言は潔しという決意を感じますが、

今後について、気持ちだけでなく、不採算店舗をどうするのかの判断や、経営数字をどう組み立てていくのかの見通しを明らかにしていくことが不可欠です。

今までの大戸屋の勝ちパターンが通用しなくなってきている中で、今後の展開がどうなっていくのか注目していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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