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海帆の第3Q決算の結果を振り返ります。
非常に厳しい状況が続いています・・・。
非常に厳しい状況が続いています・・・。
海帆
・東海地盤 レトロ居酒屋「昭和食堂」が中心、業績不振のため業態転換急ぐ・第3Q決算発表は2020年2月10日に実施
・本決算は2020年3月末



海帆 総合評価 ▲25.5点
決算分析【減収--】
減収:売上高は3,115百万円で前年比▲687百万円(▲27.6%)
--:純利益は▲172百万円で前年比+139百万円(+80.8%)
*前年、149百万円の特損あり
成長性:売上高前年比81.9%で1.5点の評価、営業利益伸長率は74.4%で▲7.0点の評価
利益面:営業利益率は赤字幅拡大で▲7.0点の評価
資産面:流動比率は68.2%で▲2.0点、自己資本比率は0.5%で▲8.0点の評価
総合評価
・総合評価では▲25.5点の低い評価
リニューアル絡めた業態転換進めているものの、キャッシュが続かない不安大きい。
・3月15日 子会社である㈱魚帆の事業休止(同社保有ビルの売却のため)
・11月8日 当期の配当予想修正し無配決定、通期業績予想の下方修正行なう。
・12月23日 「昭和食堂 伊勢店」にてノロウイルスによる食中毒発生し営業停止
・M&A意欲 立ち喰い焼肉「治郎丸」の㈱弥七、㈱TBIHLDの1店舗の譲渡受ける。
損益計算書(P/L)
MEMO
・売上原価率は27.9%、前年の29.7%から▲1.8%改善
・販管比率は80.1%、昨年同期比からは+4.7%と大きく増加
・既存店の売上戻らず、営業利益はマイナス幅拡大
期末予測
期末の業績予想(下方修正後)との乖離幅大きく達成は難しいと判断
・売上高:99.1%
・営業利益:81百万円必要
・経常利益:同上
・当期純利益:54百万円必要
貸借対照表(B/S)
債務超過の危険性
利益剰余金マイナスが続き自己資本が削れているキャッシュフロー計算書
店舗展開
第3Q末時点で87店舗(前期比▲7店舗)
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