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「ひらまつ」はレストラン事業とホテル事業が柱なのですが、それぞれ区分けした数値データが見当たりませんでした。
そのため、具体的な理由がつかめず数字データ中心の内容になっています。
・ホテルは1泊10万円超えの価格帯
・第3四半期の決算発表は2月14日に行われています。
ひらまつ 総合評価 7.0点
【減収減益】
減収:
売上高は7,890百万円で前年比▲824百万円(▲9.5%)
減益:
当期純利益は▲1,411百万円で前年比▲1,531百万円(▲—-%)
成長性:
売上高前年比90.5%で3.0点の評価
営業利益伸長率は35.0%で▲7.0点の評価
収益性:
営業利益率は3.7%で3.0点の評価
安全性:
流動比率は223.6%で7.5点(高評価)
自己資本比率は36.4%で3.5点の評価
・総合評価は7.0点
トピックス
2020/2/14 特別損失アナウンス
2020年3月期第3四半期連結会計期間において、過去にリブランドや改装を実施した店舗などのうち、当初の計画通りの適正な収益が確保できていない店舗について「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき投資簿価の将来の回収可能性を、現在進めている構造改革を踏まえて検討した結果、8店舗について減損損失1,629百万円を特別損失に計上いたしました。今回の減損損失の計上により、来期の減価償却費は約100百万円減少する見込みです。当該減損損失を計上するに至った要因は、投資時の投資回収計画の見積もりの甘さや過大投資によるものであります。今後の投資計画に関しては、2019年8月に締結したアドバンテッジアドバイザーズ株式会社との事業提携契約に基づき、同社とのプロジェクトチームの下で投資回収計画を精査し、再発防止に向けた対策を進めております。なお、国内の人員不足を補うことから、一時的に休業しておりましたパリ店について今回閉店を決定し、当該店舗の固定資産の減損損失を合わせて計上しております。
https://www.hiramatsu.co.jp/ir/irnews.html
損益計算書(P/L)
・売上原価率は42.1%(前年比で+0.7%悪化)
・販管比率は54.2%(前年比で+5.0%悪化)
・投資回収見直しで特損計上 1,629百万円
貸借対照表(B/S)
キャッシュフロー計算書




店舗展開
株価推移
2020年2月18日時点
株価:245円(年初来安値更新)
時価総額:11,957百万円
PER:—–倍
PBR:1.33倍
年初来安値:245円
配当金予想:—-円(無配)
株主優待情報
①自社店舗の飲食代、ホテル宿泊代の料金割引
100株・・・10%割引
500株・・・20%割引
②フェアへの優待招待
③自社レストランで本人が披露宴を行う場合
婚礼飲食代・・・10%割引
④通販におけるワイン代割引・・・20%割引
企業情報
(株)ひらまつ
証券コード 2764
本社所在地:〒153-0013
東京都渋谷区恵比寿4-17-3
代表番号:03-5793-8811
参考 株式会社ひらまつ
本記事の数値データは「ひらまつ」HP⇒IRデータを参照しています。
上場各社のHPはこちらから
他社の業績分析はこちらから
各社の月次売上実績はこちらから
まとめ
今回は「ひらまつ」の第3四半期決算の結果を分析してみました。
分析したというよりは全体数字を追いかけてみただけで申し訳ないですが・・・。
内需が縮小傾向にあるなかで、高価格帯で攻めている「ひらまつブランド」がどういった結果を出していくのか?
興味をもって追いかけたいと思います。