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安楽亭の第3四半期決算の結果を振り返ります。
安楽亭
・関東地盤、焼肉レストラン「安楽亭」「七輪房」を中心に展開・第3四半期の決算発表は2019年2月10日に実施されています。
・本決算は2020年3月です。






安楽亭 総合評価 24.0点
決算分析【減収減益】
減収:売上高は11,699百万円で前年比▲604百万円(▲4.9%)
減益:純利益は38百万円で前年比▲4百万円(▲10%)
成長性:売上高前年比95.1%で4.0点の評価、営業利益伸長率は大きく改善し7.5点の評価
利益面:営業利益率は1.6%で2.0点の評価
資産面:流動比率は121.7%で3.0点、自己資本比率は42.3%で4.0点の評価としました。
総合評価
・総合評価は営業利益の改善を評価し24点としました。
・後述しますが、アークミールの子会社化にともなう影響がどうなるか注視していく必要があります。
損益計算書(P/L)
損益計算書
・売上原価率は36.4%、昨年の36.5%とほぼ変わらず
・販管比率は61.9%、昨年から▲0.6%改善
・営業利益率は1.6%、昨年から+1.0%改善
・売上は昨年比で95%とダウンしていますが、販売管理費の改善により営業利益高が回復しています。
期末予測
期末の業績予想に対しての着地見込み
・売上高:99.7%
・営業利益:102.4%
・経常利益:103.1%
・当期純利益:174.7%
*期末予測値は第3Qまでの実績値に3/4かけ算したものを、業績予想と比較して求めています。
*現時点で期末予想の変更は出ていませんが、アークミールの子会社化に伴う動きには注意が必要です。
貸借対照表(B/S)
MEMO
前第3四半期の決算短信が確認できず、データ未登録の状態キャッシュフロー計算書
店舗展開
第3Q末時点で219店舗(前期末から▲2店舗)
子会社
2月末にアークミールが傘下となり子会社化されます。店舗数については158店舗ほど急増する見込みです。
アークミール決算
2019年2月期(単位:百万円)売上高 20,205
営業利益 ▲930
経常利益 ▲947
当期純利益 ▲2,116
*吉野家ホールディングスとの間で不採算部門の譲渡のニュアンス強く、決算やキャッシュフローへの影響は軽微とのこと。
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