雑誌【月刊コンビニ】2019年2月号 紹介

いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます

情報活用の最先端をいくコンビニ業界からも学ぶことが多いと考え、今回は雑誌『月刊コンビニ」の2019年2月号の中からいくつか記事を紹介していきます

ちなみに出版元は株式会社アール・アイ・シーです。前回紹介した雑誌「飲食店経営」と同じ制作なこともあり記事の構成も似た感じになっていました。

参考記事

雑誌 飲食店経営 2019年2月号紹介

http://momo-taro.xyz/post-2242/

読者の方にとっても聞きなれない言葉もあると思ったので、最後に用語の簡単な説明も載せておきました。やや長めの記事になりますがよろしくお願いいたします。

コンビニの未来型店舗とは?

こちらはセブンイレブンの最新テクノロジーを活用した未来型最新店舗についての話です。現在、セブンイレブンでは「省人型店舗」の展開を狙いとして、NECのビル内の店舗で実験を行っています。

顔認証の活用

顔認証システムは個人情報保護の観点のハードルがあるので、どこの店でもすぐに活用するというわけにはいかないようですが、実験店舗では主に入店と決済時に活用されています。

コンビニで買い物をしたいお客は、まず入り口で顔認証することによって(もしくは社員証認証)によって店舗の自動ドアが開く仕組みになっています。

店内ではお客の顔画像を分析して年齢や性別を判断しターゲットに合わせた広告を表示をします。

会計はセルフ方式で商品バーコードをスキャナーで読み取ってから、設置されているカメラで顔認証(もしくは社員証認証)することによって自動決済される仕組みになっています。

省人型店舗を支えるAI活用

ここではAIを活用した発注システムの話を取り上げています。

発注担当者が、発注数を根拠の説明も含めて提案できる「ホワイトボックス型のAI」を使って、より精度の高い発注をより短い時間で出来るようアシストします。

例えば・・・

梅おにぎりの推奨発注数が通常よりもプラスになった場合、割引の「キャンペーン」と前日との「気温」差、さらにテレビ番組で放映された「梅特集」による「CM/メディア」といった影響項目を説明と共に示して・・・

AIの強味は膨大なデータを処理できるところにありますが、

前日との気温差ですか、、、さすがに細かいですね。。。

設備の稼働管理

店舗の設備情報をIoTを活用して管理していきます。

例えばコンビニでよく見かけるコーヒーマシーンですが、フィルターを変えるタイミングや、豆の補充タイミングなどをIoTによって従業員に知らせる仕組みができています。

このことによって従業員は豆が切れてないかなとかに・・・意識を持ってかれたり、確認作業をすることの負担が減り、接客など人にしか出来ない仕事に重点を移すことが可能になっていきます。

映像解析による管理

防犯カメラの延長って感じでしょうかね。オーナーは映像解析システムを活用することで店舗内の混雑状況や商品の欠品などの情報をいち早く知ることができるようになります。

進入禁止エリアへの侵入者検知などもできますので、不審者や防犯の観点からの即時対応も可能になっていきます。

マイクロマーケット

マイクロマーケットでのコンビニニーズが高まっています。マイクロマーケットとは、工場や高層ビルのオフィス、学校などの極めて小さなマーケットのことを指します。

高層ビル内のオフィスなどでは、昼休みなどで買い物に出かけるにしても移動だけで多くの時間がかかってしまいます。企業サイドの働き方改革の要望もあって、近くて便利が売りとなるコンビニにとっては可能性の広がるマーケットでしょう。

しかしマーケット自体は小規模ですので、お客さまとの接点を残しつつ採算をとっていくには省人化店舗の試みとの組み合わせは必須となるでしょう。

「トライアルQuick」のIT活用例

AI付き冷蔵ショーケース

AI付き冷蔵ショーケースは内蔵したカメラを活用し主に2つの役割を行います。

・商品の欠品や過剰在庫を自動検知するなど商品管理に活用。さらに電子プライスカードと組み合わせて、商品の販売状況や商品陳列後の時間経過に合わせて価格を変更するダイナミックプライシングをリアルタイムで行うことを可能にします。

・商品に対するお客の行動を分析し、年齢・性別などの属性を把握し非購買データの取得することができます。さらに表情から購買時のお客の感情を読み取る機能も実装される予定です。

夜間完全無人化運営

「トライアルQuick 大野城店」では22~翌5時までの間、無人店舗として営業しています。

トライアルQuick大野城店

https://www.trial-net.co.jp/shops/view/430

 

無人店舗の時間帯、お客は入口でプリペイドカードをかざすことで入店し、商品をかごに入れる際にバーコードを読み取らせ、最後はセルフレジで会計します。

ちょっと・・・寂しい買い物をすることが出来ますwww

同社の樽木野氏は、

完全人員ゼロで営業できますが、現段階ではタバコやアルコール販売など、年齢制限商品に対しての課題もあります・・・

その他にも、

①全商品へのプライスカード導入(12,000枚)
②ダイナミック・プライシングの実施
③レジ機能付きスマホアプリ
④デジタルサイネージを実装したレジカート
⑤200台のAIカメラの導入
⑥タブレット決済機能付きの買い物カート

などによってスマートストアとして運営されています。

セブン-イレブン・ジャパンの野菜工場の稼働レポート

神奈川県相模原市にセブンが完全制御型の野菜工場を稼働させる試みを紹介しています。

目的は、①天候に左右されない安定的な供給を可能にすること、②歩留まり率の向上、③商品の鮮度向上、④安全性の担保などを目指しています。

また野菜工場を使って、廃棄率の削減のために長鮮度化(販売期間を延ばすこと)を実現させることの取り組みを考えているとのことです。

コンビニ3社のトップの年頭挨拶

以下、コンビニ3社のトップによる年頭挨拶を紹介していました。

・ファミリーマート代表取締役社長の澤田貴司氏
・ローソン代表取締役社長の竹増貞信氏
・セブン&アイHLD代表取締役社長の井坂隆一氏

その他の気になった記事

伝説のオーナーたくみの連載漫画ですかね。

コンビニのオーナーが3年くらい休んでないって話から、休むことも大切だってなって温泉に行くんですがすぐに職場に戻ってきてしまうってストーリーでした。

自分が居なくてもまわるような店舗構築をすることの大切さがメインで、休むことによって(普段と違う行動をとることで)様々な気づきが生まれるってのがサブメッセージとして織り込まれていたのかな・・・

3年休んでない・・・ まあ止めときましょう

所感

まだコンビニ業界の話の入口にも立ってない情報量ですが、ともかく動きが早い、組み立てが早い、先を先を読んで行動しているのは雑誌を読んでいて良く伝わってきました。

特に情報の活用という点では飲食店とエライ差があるなと思います。

情報を握ることで、いい意味でお客を上手く踊らせることができる

その辺の匂いをさんざん嗅がされて「ごちそうさま」って感じです(笑)

用語解説

IoT:Internet of Thingsの略。様々なモノがインターネットとつながることで、相互に情報を共有し制御する仕組みのこと

AI:人間のように学習することができるソフトウエアのこと

ホワイトボックス型AI:データ分析して出した最適解の理由についても説明のできるAIのこと

マイクロマーケット:工場や高層ビルのオフィスなどの極めて小さなマーケットで、飽和状態にあるコンビニ業界にとって大きな開拓余地を残している

ダイナミックプライシング:需要と供給の状況に応じて価格が変動すること。飛行機やホテルなどでは以前から活用されている。

 

今回紹介した雑誌『月刊コンビニ』

Amazonのレビューなども参考に

↓↓↓

 

長めの記事になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 


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