決算分析|ロイヤルホールディングス【2018年第3Q決算報告】

 

今回はロイヤルホールディングの第3Qの決算が出てたので、参考として数値をまとめてみます。飲食ビジネスに携わっているとロイヤルホストをはじめとする外食産業の会社のイメージしかありませんが、実体は各種事業が集まった複合企業であり、数字を追うことで企業の姿が見えてきます。

 

ロイヤルホールディングス 株式会社

HP https://www.royal-holdings.co.jp/

 

ロイヤルホールディングス 第3Q業績

早速、ロイヤルホールディングスの業績を振り返ってみましょう。

 

2018年12月期 第3Q決算 単位:百万円 %

売上高 営業利益 経常利益 純利益
15.1-9 97,046 +4.6 4,135 +16.8 4,237 +14.4 2,502 +48.4
16.1-9 99,238 +2.3 3,818 -7.7 3,805 -10.2 1,829 -26.9
17.1-9 101,061 +1.8 4,640 +21.5 4,734 +24.4 2,738 +49.7
18.1-9 102,613 +1.5 4,415 -4.8 4,443 -6.2 2,202 -19.6
17.1-12 135,563 +1.9 5,952 +13.9 6,056 +16.3 3,533 +48.6
18.1-12予 137,500 +1.4 5,800 -2.5 5,800 -4.2 2,700 -23.5

 

成績評価 増収減益

 

ロイヤルホールディングスは複数事業を行っていますので、今回は第3Qの実績を部門別に見ていきましょう。

外食事業 利益率4.8%

売上高は465.5億円で前年比較で-0.5%(-2.45億円)と減収となっています。IRでは秋口の台風の影響によるものとアナウンスしています。

経常利益は22.6億円で前年同期比で-2.4億円と減収。率で比べると5.3%→4.8%へと-0.5%ほどの下落。

ロイヤルホストは増収減益(売上+0.4%、経常利益+8.1%)と堅調でしたが、てんやとそのほか専門店の落ち込み幅が大きく減収減益でした。

 

コントラクト事業 利益率4.8%

ロイヤルのコントラクト部門とは、空港とか高速道路のPAとかのレストランと、オフィスや病院の給食事業のことです。

売上高は261.5億円で前年同期比で+2.1%(+5.4億円)で増収、経常利益は12.6億円で前年比+9.4%(+1.0億円)の増収。空港ターミナルと高速道路PAの新規出店や既存店が堅調に推移していました。増収増益

 

機内食事業 利益率10.2%

売上高62.2億円で前年同期比で-0.7%(-0.4億円)と減収、経常利益は6.3億円と-10.7%(-0.7億円)となり減収減益となっています。

台風の影響で主力の関西国際空港の操業停止が大きく響きました。これは一過性のものと判断していいと思います。

 

ホテル事業 利益率14.0%

売上高211.7億円で前年同期比で+2.0%(+12.5億円)と増収、経常利益も29.7億円と前年同期比で+2.0%(+0.5億円)となり増収増益となっています。

新規に2つのホテルを開業しましたが、既存店の客室稼働率が91.8%と高い稼働率で推移したことで開業にともなうコストを吸収したとのことです。

 

部門ごとの損益関係

ここで部門別にまとめた数字を再度組み合わせてみます。ロイヤルホールディングスとしての収益の構造がより見えてきます。

単位は百万円 %は全体の中で占める割合

売上高 % 経常利益 %
外食事業 465.5 46.5 22.6 31.7
コントラクト 261.5 26.1 12.6 17.6
機内食事業 62.2 6.2 6.3 8.8
ホテル事業 211.7 21.1 29.7 41.7
合計 1000.9 99.9 71.2 99.8

 

部門間で相殺される収益もありますので、表面上見える概算での数字となっています。こうしてみると、ロイヤルホールディングスというと、ロイヤルホストをはじめとした純粋な外食産業のイメージが強いですが、収益の柱は分散されていて、特にホテル事業の貢献度が非常に高くなってるのが分かります。

 

ロイヤルホストでなくホテルが収益の柱の会社!!

 

現状の販促

【ロイヤルホスト】

現状、目立った販促はしていないようです。季節ごとのフェアの打ち出しと、携帯のメルマガ会員への誘導で新規とリピーターの獲得を行っています。

JAFの会員だと通年で5%割引、JAFの発行している冊子の紙クーポンで15%オフを期間限定で行っているようです。

【てんや】

こちらもロイヤルホスト同様のようです。

以下のHPからクーポン券がダウンロードできます。

http://www.tenya.co.jp/coupon/

 

店舗展開

ロイヤルホストが231店舗、てんやが219店舗、カウボーイ家族が30店舗、シェーキーズが23店舗、シズラーが9店舗、ロイヤルガーデンカフェが8店舗、その他専門店が46店舗となっています。

それ以外にコントラクト部門で225店舗、ホテル事業がらみで51店舗を展開しています。

今期の出店についてはてんやが通期予定で23店舗と積極展開しています。

 

 

 

株価推移 証券コード8179 東証1部

 

 

PER 36.46%
PBR 1.91%
従業員数 2,682人(連結)
平均年齢 36.9歳
平均年収 5,240千円

 

従業員数(人) 平均年齢 平均年収(万円)
2016 2,598 36.2 510
2017 2,646 36.9 524
2018 2,682 36.9 524

 

 

配当金と株主優待情報

【株主優待】
100株~500株未満  年間1,000円分のお食事券
500株~1,000株未満 年間10,000円分
1,000株以上     年間24,000円分

 

【配当金】
配当金 26円見込み(増配)

 

【配当+優待利回り】

2019年の1月4日時点の株価が2,593円なので、259,300円(+手数料)で株主になることができます。100株所有だと、年間で配当金2,600円(-税金)+優待1,000円で約3,600円相当の戻りがある計算です。利回り1.3%なので他社比較で旨いとはいえないんで、ロイヤルホストが好きであればって感じですかね。。。

 

 


大変励みになります。良かったら応援のポチお願いします。

 

Twitterでもつぶやいてます。ブログの更新情報もお知らせしてます。

 

 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。