飲食店の店長入門講座 数値管理編⑥ 損益計算書の構造

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

今回は損益計算書をテーマに基本構造が理解できるように話を進めさせていただきます。

 

損益計算書とは・・・
ある一定の会計期間(月とか年とか)における店舗の収支(お金の入りと出)を表したもので、店長にとっての通信簿です(笑)

 

さっそく、サンプルとして下の図を見ながら説明していきましょう。

赤枠で囲った部分が経費で、青枠が利益額となっています。

左側が予算、右側が実績で、それぞれ売上比でみたパーセントを載せています。

各数値の右側に留意点も載せておきましたので参考にしてください。

 

 

損益計算書の基本構造を簡略化すると以下の通りです。

最初は、大まかなパーツというか、ブロックとして覚えるといいです。

*店舗貢献益の考えがないお店は、貢献益が抜けた形になります。

 

売上高

売上原価(食材費)

粗利益高 ・・・(売上高-売上原価)

人件費

諸経費

店舗貢献益 ・・・(粗利益高ー人件費ー諸経費)

固定費

営業利益 ・・・(店舗貢献益ー固定費)

営業外利益

営業外費用

経常利益・・・(営業利益+営業外収益-営業外費用)

 

上述した図の細かい項目(勘定科目)については、会社や店によって違いがあります。

これは、損益計算書を管理会計書類として扱うケースが多いためかと思います。

管理会計を簡単に説明すると、経営者や会社内の管理者向けにデータ分析するために提供されるものです。

管理会計と対義するのが、財務会計書類で、こちらは決算書含めて企業内外に正式に公表される帳票となりますので、公的なルールに従って作られます。

 

【練習問題】

A店の損益計算書を見ると、月間売上高が1,500万円で、売上原価が29%、人件費が480万円で、諸経費は155万円であった。A店の固定費が220万円とすると、この月のA店の店舗貢献益はいくらになるか。また、営業利益はいくらになるでしょうか。それぞれ金額と売上対比のパーセンテージを答えてください。
ただし、%で小数点以下が発生する場合は、小数点以下の2桁目を切り捨てること。

 

【解答】

店舗貢献益=1500万円-(1,500万円×0.29)-480万円-155万円

=430万円(28.6%)

営業利益=430万円-220万円=210万円(14%)

 

どうでしたでしょうか・・・? 最初はとっつきにくいですよね。

今回の表には対前年数値が載っていませんでしたが、たいがいは比較できるように載っているかと思います。

また、店長入門講座と銘打っていますので、話の中で分かりずらい部分については気軽にお問合せください。私の可能な範囲で対応させていただきます。

 

 

 

 


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