事件は現場で起きている

 

今回は数値確認における注意点と、現場確認についての話をします。
最初に、コップに半分入った水をみてあなたはどう思いますか?
コップにもう半分しか水が入ってない
コップにまだ水が半分残っている
自己啓発の話なんかで、物事をポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるかの話にもっていくやつなんですけど。
マネージャーとして、もってほしい視点は「コップに半分水が入っている」っていう事実を事実のままにとらえることです。
なんでこんな話を最初にしたかと言うと、あまりにも多くの店長やマネージャーが、ありのままに見るってことができていないからです。
数字を一つ見るにしても先入観をもって見たり、自分なりの解釈や原因はこうだって考えながら見てしまうんですよね。
数字を見るのと同時に、数字を何かに結びつけちゃうんで、その数字が示していることの事実を客観的に見れなかったり、目を背けちゃってるんですよ。

 

 

大切なのは数字をありのままに見ること、原因を先に考えないことです。
平常時の体温が36℃の人が体温を測って、38℃だったら熱が出てるんですよ。
身体のどっかがおかしくなっている。
まず、38℃って事実を確認して、何かがおかしいって、何でだろうっていくべきなんですけど。
体温計を見た瞬間に、熱っぽいのは喉が痛いし風邪をひいたからだな。おとなしく寝ていようとか。

 

 

売上規模でみたときの会社の標準的な棚卸金額が35万円だったとして、自店舗の棚卸金額が50万円だったら、明らかにおかしいんですよ。
それをこの店は高い酒がよくでるから、他の店と比べたら在庫が高くなるんだよねとか。
人時接客数の平均が3.5人なのに、自店舗が2.8人だったら、まずおかしいって思わないと。
それをレイアウトが特殊なんで、生産性が上がらないんだよねとか、先に理由づけしたうえで数字を見ている。

 

大切なことなんで繰り返しましたが、事実をみるのと、それをどう解釈するかってのを同じタイミングでやってしまっている人があまりに多い。


数字を見る時ってのは、脊髄反射的な速い思考じゃだめで、ゆっくりした思考をする必要がある
ってのを覚えておいてください。

 

また、数字が表す事実を確認するってプロセスにおいては、事件は現場で起きている」ってことを忘れずにいてください。

実際の現場を見るしかないんですよ。
お店のオペレーションを見る。
ワークスケジュールが予算通りに組まれているかみる。
食材の棚卸報告があっているのか実際に数えてみる等々。

 

本当の原因は何だろうってじっくり見て、曖昧さを殺さないと。

そのうえで、行動する習慣をもってもらえたら、どこにいっても結果を出せる人になりますので。

 

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