店舗見学のすすめ

 

今回は店舗見学をテーマに話をします。

人間の脳って同じ刺激を受けているだけだと、急速に考える力や感じる力が落ちていくものです。

毎日、同じ店で働いていると、店が風景みたいになって感覚がマヒしてしまうんですよね。

そういった感覚の錆びつきを防ぐためにも、定期的に他店舗の見学を行うことをおすすめします。

他店舗見学のメリット

顧客体験を積むことができる

いいサービスって、自身の創意工夫の中から生まれるものもありますが、自分が受けたサービス体験の積み重ねから作られると思っています。

サービスレベルの低いスタッフって、店舗での教育の問題もあるんですが、その人がどこでどういうサービス体験を受けてきたかで大きく違っているなと感じます。

人はイメージできないものは表現できないものなんで、その体験のあるなしで進捗に大きな差がでてくるためでしょう。

これは自分自身にも言えることなので、なるべく多くのいい顧客体験を積んで感性を磨いておくべきだと考えます。

自店舗との違いを知ることができる

まず、店舗見学をする際には、スイッチを入れてから行うことをおすすめします。

スイッチの入れ方の一例としては、この店が自分の店の隣にあったらみたいな仮定をしてみてください。

結構、他人事でなくなり本気度があがりますよね。

そして、自分の店と比較して、いいところや悪いところを、どんどん書き出していってください。

悪いところはストレスを感じる部分なので発見しやすいんですが、いいところってのは、逆にストレスフリーになってるところなんで、見つけずらいかもしれません。

この長所を見つけるってことが他店舗視察の肝なんで、この店がお客様から選ばれている理由や強みが何かををよく観察し発見する努力をしてみてください。

目利きの力がつく

顧客目線になって店舗のQSCを分析していくことで、自身のQSC基準が引き上げられるとともに、良し悪しについての目利きの力がつきます。

自腹を切って顧客体験をすると、価格に見合った価値が提供されたかどうかシビアに感じることができますし、投資をしたからには、取り戻そうと思う気持ちが働くはずですから。

その真剣勝負の積み重ねがあなたを成長させます。

モチベーションが上がる

新たな刺激を受けて脳細胞が活性化されるので、店舗見学後にはやる気が高まります。

これは新たな目標が具体的にイメージできたり、こんなお店にしたい、こんなサービスをやりたい、これは取り入れたいなど、変化を起こすきっかけが生まれるためです。

日々の業務がマンネリ化してきていたり、こういう店を作りたいんだってイメージが出来ないときは、他店舗見学は非常に有効な手段です。

他店舗見学の進め方

自分なりのチェック項目を設定する

一例を上げておきますが、あんまり多いと焦点がぼやけるんで注意が必要です。

外観

視認性が高いかどうか、駐車場に入りやすかったり車が停めやすいかどうか、どういった車を乗ったお客様が来ているか、社員はどんな車に乗っているか(たいがいは奥に停めているはずなんで)、駐車場の台数は、駐輪場の大きさは、ファザード(外観)に魅力を感じるか、看板や幟旗は何をアピールしているか、バリアフリーは考慮されているか、外回りは雑草やごみがなく手入れされているか等々

ファザード:店舗を正面からみた外観のこと

クォリティ

メニューのコンセプトがどうなっているのか、価格帯がどうなっているか、売りたい商品は何でどういうアピールをしているのか、どういった客層を意識しているのか、料理の提供時間、盛り付け、ボリューム、味はどうなっているか、食器やグラスはどのくらいのグレードのものを使っているのか等々

コンセプト:ここではお店がお客様に伝えたいものと定義しておきます。

サービス

お迎え~お見送りまでの一連の流れの中でどういったサービスをしてくれるのか、特徴となるサービスがあるのか、スタッフの身だしなみや表情、話し方、待機姿勢や歩き方などから教育レベルがどれくらいなのか、制服の印象は、商品知識はどの程度あるのか、接客人数やポジションの組み方をみてオペレーションの仕組みがどうなっているのか等々

クレンリネス

テーブル周りはもちろんのこと、入口、通路、トイレ、天井、床、窓ガラスなどの清掃は行き届いているのか、BGMは何がかかっているのか、室温は適切になっているか、トイレのアメニティグッズは何をおいているのか、客席からサービスカウンターやパントリーが見えていないか、レジ回りが乱雑になっていないか、POPやポスター類が雰囲気にあったものか等々

アメニティグッズ:口洗液、消臭スプレー、歯ブラシなどサービスで置いてある備品

見学レポートや見学カードをつくる

他店舗見学の経験を自分の財産にするためには、アウトプットが必要です。

レポートやカードを作ってみましょう。

それが50店舗、100店舗・・・と溜まっていくうちに大きく成長している自分に気付くと

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