1日たった5分で数値に強くなる方法 損益計算書編2

 

今回は「損益計算書」の活用方法について説明していきます。

 

最初に小学校1年生の算数の問題から

のびた君は、お母さんからスーパーでの買い物を頼まれました。
お母さんからのメモには、
トマト2個、おにぎり2個、バナナ6本、食パン1斤を買ってくること。
1,000円をもっていって、おつり100円をもって帰るようにと書いてありました。
さてさて、のびた君はお母さんのリクエストに応えられたでしょうか?

*渡された買い物リスト

 100円×2=200円
 100円×2=200円
 50円×6=300円
  200円×1=200円

*のびた君の買い物

 100円×1=100円
 100円×2=200円
 50円×6=300円
  200円×1=200円
 100円×2=200円

何か違いますね???

のびた君はトマトが食べたくなかったので、美味しそうなケーキを買ってしまったとのこと。
お母さんは買い物をしてくれたことに対してはありがとうと言いましたが、かなり不満な様子です。
のびた君は、母親の心中を察することもなく、早くケーキが食べたいとせがんでいます。

予算対比での活用

損益計算書は3つのデータと比較することで、店舗の問題が何かを発見することができます。

一つ目は予算計画と実際の損益がどう違っているかを確認することです。

予算=その月の設計図です。
上の例でいくと、買い物リストが予算、のびた君の買ってきたものが損益計算書です。

その差がどこにあるかを見つけることで、問題がなんであったかが分かります。

何がいけなかったかは分かりますよね。
買わねばならぬ物を買わず買わなくていいものを買っていることや、お釣りを残さず使い切ってしまっていることなどが問題です。

マネージャーは考えて予算を立てて、その予算をしっかり守る努力をしましょう。
そのためには、いくら売上(収入)があって、いくら使ったのかを日々確認していくことが大切です。

特に人件費については、ブレがちになりますので何らかの縛りが必要です。

私の店長時代に人件費管理でやったことの一つを紹介します。
まずワークスケジュール表に基本となるラインを曜日別に引きます。
それを1か月分コピーして、後はラインの横に名前を書いていくだけ(当時は手書きでしたので)。

当然のことながら、スタッフさんによって上がり時間や、入り時間がずれてライン通りにいかないケースもあります。人が足りない日も多々ありました。

ただ、目標としたい人員配置や適正人数を明確にすることや、時間帯ごとの枠は動かさないルールを守ることで、予算から大きく外すことなく人員配置はできたかと思います。

売上は日々ずれるのでは?という疑問はあると思います。

それに対する答えは、100%ずれますよ。

でもマネージャーの仕事は売上を予測することです。
時間帯ごとの売上を予測し、予算を作成する。
それに従った行動(ワークスケジュールや発注)をしていくというシンプルな思考回路をもちましょう。

後は、予想以上に売れた時、売れなかった時にどうするかを前もって決めておけばいいだけですので。

スタッフのレベルが足りない組み合わせが出るのではという疑問も出ると思います。

それに対する答えは、そのためにこそ標準となるシフトを決めたうえで、未来の見えている足りない部分(ギャップ)を埋めるべく、教育訓練していくことに力を注いでいけばいい。

期限を決めたり、制約を設けることで、人や店は成長していきますので。

 

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