雑誌【飲食店経営】2019年4月号 紹介

 

今回は2019年4月号の雑誌「飲食店経営」の内容紹介を行っていきます。

インタビュー記事 株式会社ギフト 田川 翔氏

冒頭のインタビュー記事は「町田商店」「ラーメン豚山」などが評判になっている(株)ギフトの代表取締役である田川 翔氏への取材です。

経営者として目指す目標の一つである上場を創業からわずか10年で達成しています。いったいどんな方なんでしょうか・・・。

田川氏は千葉県出身、現在36歳で次世代の飲食業界を引っ張っていく人材の一人として注目されています。インタビュー記事の内容で強く印象に残ったのは、他の経営者に積極的に会いにいくことで多くのことを吸収していった行動力の高さです。

財務に関しては(株)subLimeの花光社長、経営理念については(株)ファイブグループの坂本社長、人材活用面では(株)一家ダイニングの武長社長や(株)DREAM ON COMPANYの赤塚社長、また経営者として多くのことを(株)ダイニングイノベーションの西山会長・・・などから学んでいます。環境もあったとは思いますが、日常の中に埋没せずに質の違うチャレンジをし続けたことに非凡さを感じます。

町田商店の店づくりの方法

とかくラーメン店を起業する人は味に振れすぎてしまう傾向が強いし、大手は立地に頼ってしまうことが多く味へのこだわりが薄い傾向があると田川氏は言っています。町田商店では味が良くて、サービスも良くて、立地もいい。それら3つのバランスを大切にして記憶に残る店づくりを目指している・・・

立地については店舗の利益率が15~20%になる物件に出店しています。売上のアップダウンの影響ですぐに赤字になるような立地は避けて出店しているとのことです。立地については既存店のデータに基づいて、この立地に出店すればどのくらいの売上が見込めるかなどを高い精度で予測できる体制を整えているとのこと。出店ありきでなく、しっかり組み立てをしながら店舗展開を進めているのは企業としての足腰の強さを感じます。

今後について

海外への出店を強化していき国内よりも多くの店舗展開を目指していると述べています。

日本で1,000店舗、海外で1,000店舗の展開を考えています。ただ店舗数だけが目標ではなく、お客様に愛され、スタッフが輝くステージを作っていくことも同じように重要です。

 

株式会社ギフト HP
⇒ https://www.gift-group.co.jp/

インタビュー記事を読んで経営者としての大きな器を感じました。注目してしていきたいと思います。

 

飲食店の労務管理 連載記事

飲食店の労務管理では、健康状態に問題のあるスタッフを知らずに採用した場合のケーススタディが取り上げられています。

面接時の確認事項

まず面接時には、「飲食店での勤務はお客様への対応や、料理や食材を運ぶなど、力を要する仕事もあります。現在の健康状態はいかがですか?」と確認しておく必要があります。

面接では分からなかったが実際には問題が発見された場合の対処

デリケートな話になるので1対1で話をする必要があります。面談の中で以下のような内容をヒアリングしていきます。

・現在の体調はどうか
・面接時に伝えなかった理由はなにか
・今後の勤務は可能かどうか

問題の発生があってもすぐに解雇するということは避けた方がいいです。この場合だと面接時に伝えなかったという経歴詐称が問題になりますが、厳密に言うと重大な隠匿以外は解雇の理由としては弱いものになります。よく話あったうえでこちら側から働き方の提案などして両者の折り合いがつくよう円満解決を目指す必要があります。

記事:やす さやかさん こんくり(株)代表取締役

実力店長の紹介

SABAR東京GEMS 大門店の宗元 由加 統括マネージャーが紹介されています。

コンセプトは「まだ出会ったことのない『とろさば』との出会いの場」として、脂の乗った本物のとろさばを日本料理だけでなく、世界各地の伝統料理にアレンジして提供しています。

宗元統括マネージャーが大切にしていることの一つに、店のスタッフ一人一人との面談(カウンセリング)を上げています。面談の中では、日頃の感謝を伝えると共に、個人課題や目標の共有を行い、進捗についても確認していきます。

店舗巡回をするときには、①入店時の雰囲気(空気感)、②QSCを中心にオペレーション確認、③スタッフの表情などを特に注意しているようです。

確かに店舗を訪問した時に、スタッフの挨拶の仕方や表情などに違和感を感じると、店舗で問題が起こっているなってのは察知できますよね。

SABAR(サバー) HP
⇒ https://sabar38.com/

SVの紹介

株式会社FTG Comapany(前身:株式会社ふたご)の小林岳人スーパーバイザーを紹介しています。

SVにとって大切なスキルは『表現力』として理念や考え方を伝えるときに、相手が理解しやすいように伝える力が重要としています。

伝えたと伝わったは言葉は似ていますが大きく違います。伝える力は磨きをかけていくことには100%同意します。

また店の雰囲気づくりが大切として、ネガティブな発想をしないように、『常に元気に、笑顔で、明るく、自分から語りかける、熱意をもって接する』ことを常に心がけているとのことです。

気持ちは大切です。熱量は伝染しますから。

株式会社FTG Comapany HP
⇒ https://ftg-company.com/

 

その他の記事

今回取り上げた記事以外にも、新規開業のステップや補助金や助成金についての話がありました。これらは表面を薄くなぞった感じの記事で、もう少し深く堀り下げた内容であればよかったのになと感じました。

 

参考記事
飲食店経営 2019年3月号紹介

http://momo-taro.xyz/post-2580/

最後までお読みいただきありがとうございました。